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一般社団法人日本厚生団 長津田厚生総合病院

(神奈川県 横浜市緑区)

石田 秀夫 病院長

最終更新日:2022/03/11

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地域に根差して住民の健康を支える病院

長津田の地に根差して60年以上にわたり、地域の信頼を集めてきた「長津田厚生総合病院」。横浜市北部の都市開発に伴う人口の増加に伴い、規模や設備、診療内容の拡充を図り地域医療を支えてきた病院だ。現在は、救急医療から、マルチスライス型CTやMRI、マンモグラフィなど多様な検査機器を装備して取り組む健診、高齢化社会の中で重要性を増す訪問診療まで幅広く対応。人工透析部門、肝胆膵を含む消化器部門、心臓血管部門などニーズの高い分野では専門性の高い診療を行っているのも特徴だ。病院運営を担う石田秀夫先生は1981年から同院に勤務し、副病院長を経て2018年に病院長へと就任。誰よりも同院の歴史や長所をよく知ると自負する。その経歴や知識も生かして地域により役立つ病院をめざしたいと、自ら積極的に訪問診療にも取り組む。新型コロナウイルス感染症への対応では横浜市の要請を受け、PCR検査やワクチン接種、軽症・中等症患者の受け入れなどで地域に貢献してきたという。地域密着型でありながら総合的な医療を展開する病院としての特徴や強みを石田病院長に取材した。(取材日2022年2月3日)

まず、こちらの病院の成り立ちについて聞かせてください。

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初代病院長が1948年に戦災孤児を救済するため「ボーイズ・ホームズ」という施設を設立し、翌年に24床の病院に転換した「日ノ出町厚生病院」が当院の前身です。長津田に移ったのは1955年のことで、医療が行き届いていない状態であった地域の要望もあり「長津田厚生病院」を開設したと聞いています。その後、東急田園都市線や国道246号線の開通などによって横浜北部地域の人口が急激に増加するのに伴い、病院の規模や設備、診療内容を拡充してきました。1968年に「長津田厚生総合病院」として再スタートしたのを機に、健診部門、人工透析部門などの医療環境を整え、現在に至っています。今も地域の救急医療に注力しており、高齢者の転倒骨折や肺炎に対応しています。療養病棟も備えて急性期治療後も医療を要する方などを受け入れています。エリアとしては緑区、青葉区、町田市を中心に、若い方から高齢の方まで幅広い層の患者さんが来られます。

地域密着型の病院としてどのような特徴や強みがありますか。

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地域のニーズの高い分野には、専門性の高い診療部門を設けているのが特徴です。例えば心臓血管部門では、心臓カテーテル室を備えて循環器疾患に幅広く対応しています。この規模の病院だからこそのフットワークで、緊急治療にも柔軟に対応できることが強みです。消化器部門では、消化器内科と外科が連携を取り、内視鏡治療や腹腔鏡手術を含めた総合的な診療を行っています。肝胆膵疾患の専門家も在籍しており、膵がんや胆管がんなど専門性の高い診療にも取り組んでいます。人工透析部門は40年以上の歴史があり、時代のニーズに適した透析治療を実施してきました。腎臓高血圧内科との連携や、リハビリテーション科と連携した拘縮予防対策や運動指導など総合病院ならではのトータル的なアプローチを提供しています。健診にも力を入れており、マルチスライスCTやMRI、MRA、マンモグラフィなど先端の検査設備を整備しています。

地域の中で担う役割について聞かせてください。

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地域に密着した総合病院として、一般的な診療から専門性の高い診療まで、気軽に受診していただけることに加え、横浜市立大学附属病院をはじめ、大学病院や大規模病院との病病連携、地域の開業医の先生方との病診連携にも力を入れています。また超高齢社会の中で在宅医療の重要性が増していますので、寝たきりの方や通院が困難な方を対象とした訪問診療を行っています。大学病院などからの紹介で、がん終末期や緩和ケアの方への訪問診療も増えています。病院が行う訪問診療ですから、エックス線やCT、MRIなどの画像検査も当院で迅速に実施できますし、入院が必要となった場合は24時間365日体制で早急な入院対応が可能です。さらに退院後も継続して訪問診療を行いますので、入院から退院後のケアまで一貫して対応できることが大きな特徴です。こちらから出向いて地域のニーズに応えるべきと考え、私自身も訪問診療に積極的に取り組んでいます。

では、病院長としての診療方針について聞かせてください。

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医学は目覚ましい進歩を遂げ、病気の診断・治療も専門化し、診療科もますます細かく臓器別に分かれていく傾向にあります。しかし、当院のような地域密着型の病院では、一つの臓器のみを診るのではなく、一人の人間として人を診ること、取り巻く環境やご家族を含めて患者さん全体を診ることが重要と考えています。幸い、当院には高い専門性を持ちつつも、総合診療的な目線でトータルに患者さんを診ることができる医師がそろっています。何科にかかってよいかわからないとお困りの患者さんも、総合的な視野で精密に診断し、必要があれば検査や専門機関に橋渡しをして、適切な治療につなげて将来的な健康も守っていきたいと考えています。そして、患者さんにほっと安らぎや癒やしを感じていただける病院づくり、職員が自由な発想で伸び伸びと萎縮することなく働ける環境、仕事が楽しめる働きやすい職場づくりをめざしていきたいと考えています。

最後に地域の皆さんにメッセージをお願いします。

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当院は、コロナ禍においてもY‐CERT(横浜市新型コロナウイルス対策本部)の要請を受け、PCR検査やワクチン接種、軽症・中等症の患者さんの受け入れなど、地域に根差した病院としての役割を担ってきました。今後も、救急医療から在宅医療まで、いつでも安心して受診していただける病院、そして先端機器による検査も受けられ、専門的な医療も行う、身近な総合病院として地域医療に取り組みたいと考えています。私は勤続年数では全職員の中で最長で、病院の歴史や長所、地域にも精通していますので、この知識と経験も病院運営に生かしていきたいと思います。患者さんやご家族に「来て良かった」と思っていただけるような心の通う医療を大切にしつつ、時代の流れに即して医療環境を整備し、より地域に役立つ病院となるべく病棟建て替えも視野に入れています。敷居の高くない病院ですので、気になる症状やお悩みがあれば気楽に受診いただければと思います。

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石田 秀夫 病院長

1972年大阪医科大学卒業後、北里大学医学部消化器内科に入局。ヘルス・サイエンス・センター勤務や平塚共済病院内科医長を経て、1981年に長津田厚生総合病院入職。2008年より副病院長を務め、2018年8月より現職。全職員の中で勤続年数が最長という。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医など。

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