病院長メッセージ( 竹山病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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竹山病院

20200420 main
大矢 美佐病院長
Misa Oya

プロフィール1993年聖マリアンナ医科大医学部卒業後、同大学第2内科(循環器内科)に入局。大学病院のほか、規模・機能が異なる複数の病院で経験を積む。1996年から非常勤として竹山病院でも診療を行い、2005年に常勤に移行。2010年から現職。同院の病床を地域包括ケア病棟に順次移行するなど、時代や地域のニーズを踏まえた病院運営に取り組んでいる。循環器内科を専門とし、予防医学やエイジングケアなどにも詳しい。

地域包括ケア病院として在宅療養を支援

横浜市北西部の竹山団地内にある「竹山病院」は、開院から約50年の間、地域に密着した医療を実践してきた。現在は医療法人社団恵生会の一員として、姉妹法人の社会福祉法人清光会とともに医療・介護の地域ネットワークを構成し、高齢になっても住み慣れた場所でその人らしく暮らせる社会をめざす「地域包括ケアシステム」の中核を担っている。同院の大矢美佐病院長は、「当院は多様な診療科で外来診療を行う一方、64床の病床を2016年に30床、2019年に残り34床と段階的に地域包括ケア病棟に移行。高齢社会で必要な在宅療養の支援を病院全体で行う『地域包括ケア病院』という役割も持っています」と話す。変化する医療ニーズに柔軟に対応し、「地域のかかりつけ病院をめざしたい」と語る大矢病院長に、同院が担う地域医療の特色、地域包括ケア病棟が果たす役割などを聞いた。(取材日2020年4月1日)

こちらの外来診療の特色を教えてください。
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当院は「家族のような身近な存在として、地域のかかりつけ病院になる」をスローガンに掲げ、地域に必要とされる医療を半世紀にわたってご提供してきました。時代により変化する医療ニーズに対応し、現在は内科、外科、整形外科、心療内科、皮膚科など幅広く診療科を開設して、予約なしで気軽に受診できる病院として近隣の方に親しまれています。特に循環器内科は、私を含め複数の専門の医師が在籍するなど体制を充実させ、今後懸念される「心不全パンデミック」、すなわち心不全患者の急増を防ぐため、心臓病の早期発見・早期治療に注力しています。また神経難病や認知症の患者さんに対応する神経内科、膝・腰の痛みの緩和および運動機能の回復を行う整形外科など、身近な場所で専門的な診療を受けられるのも当院の強みです。さらに専門性の高い診断・治療が必要な患者さんには、当院と同じ医療法人の上白根病院など適した病院をご紹介しています。

地域包括ケア病棟とはどんな入院病棟ですか?
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当院の病床64床はすべて地域包括ケア病棟で、地域包括ケアシステムにおいて在宅療養を医療面から支援する役割を担っています。具体的には、まず容体が急速に悪化する状態である急性期を脱したものの、体力などが回復していない患者さんを受け入れ、ご自宅などで療養できるよう適切なリハビリテーションをご提供すること。そして在宅の患者さんの容体が悪化したときに入院していただき、治療とリハビリテーションを行って、ご自宅などに戻っていただくことです。当院に入院される患者さんは、急性期病院での治療後が約3割、ご自宅や介護施設で療養されている方が約7割で、地域の医療・福祉に広く貢献している点が大きな特色といえます。所在地は横浜市緑区の南端にある竹山団地内ですが、隣接する保土ケ谷区、旭区はもちろん鶴見区など市内全域から入院のご希望があり、「可能な限り入院を断らない、開かれた地域包括ケア」をモットーに対応しています。

在宅への復帰を実現させるポイントは何でしょうか?
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当院では患者さんの入院後、基本的には1週間以内に医師・看護師・リハビリスタッフ・栄養士・ソーシャルワーカーなど関連する専門職が集まり、退院後を見据えた話し合いを行っています。患者さんの症状や現在の体力、ご家族の介護力、ご自宅の状況などから回復目標を決め、リハビリテーション室での回復訓練に加え、病棟での日常動作も回復につながるよう工夫しています。当院に入院される方は、食べられない、動けない、ご自宅で倒れていたなど困難な症例も多いのですが、多様な診療科による総合的な治療と充実したリハビリテーションで、平均的な在院期間は約3週間と短くなる傾向にあります。また、退院された患者さんのご自宅を看護師が訪問し、ご家族に必要なアドバイスを行う訪問指導も行っています。このほか退院後、当院と同じグループの介護保険施設を一時的に利用して在宅復帰をさらにスムーズにするなど、グループ内の連携も利用可能です。

地域との連携ではどう工夫されていますか?
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それぞれの地域から患者さんをお預かりし、治療と回復訓練の後、再び地域にお戻しする地域包括ケア病棟の機能を生かすには、各地域で在宅療養に携わっておられる専門職のみなさまとの連携が非常に重要です。そのため患者さんを担当される在宅療養に携わっておられる専門職のみなさまには当院の退院前カンファレンスに参加していただき、ご本人の回復度や退院後に可能な生活といった情報を共有し、適切な支援体制を整えていただいています。急性期病院には当院の地域連携室スタッフや私が訪ね、当院の情報をご提供していますが、病院側から「治療後、すぐに在宅にお戻しするのが難しい患者さんを診る病院があって良かった」との評価もいただき、手応えを感じています。また、同病棟の目的や機能など基本情報を広く知っていただくため、地域の開業医の先生方、訪問看護師やケアマネジャーの皆さんへの講演会も行っています。

地域へのメッセージや今後の目標などをお聞かせください。
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全床を地域包括ケア病棟に転換した当院は、地域に密着して在宅療養を支援する病院として新たなスタートを切りました。今後は「日本一の地域包括ケア病院」をめざして、AIやIoTなども必要に応じて導入し、変化する地域の医療ニーズに応えながら成長を続けたいと考えています。ここでいう「日本一」とは他院との比較ではなく、医師、スタッフ、事務部門に至るまで患者さん中心の考えで物事を判断し、ご本人やご家族に満足していただき、地域で医療・福祉に携わる皆さんからも高く評価されるという当院の目標を示すものです。それには当院の行動基準「プロフェッショナル」「チームワーク」「正しき選択」「素直な姿勢」がさらに重要になるでしょう。一方で病気の予防と早期発見にも力を入れ、健康で長生きできる地域づくりにも貢献していきます。当院は皆さんの安心を支える病院ですから、気軽にご利用いただければと考えています。

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