最終更新日:2023/11/28
国立研究開発法人NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター病院
- 東京都小平市小川東町4-1-1
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整形外科
診療科・部門紹介
一般病院で診断・治療が難しい神経・精神疾患に絡む整形外科疾患に対応。ロボットによる歩行運動処置も開始
一般病院での管理が難しい難病の人の一般的な整形外科疾患、および神経・精神疾患に合併する特有の整形外科疾患を診る整形外科。神経難病との鑑別が難しい患者や、精神疾患で通常の病院の手が及ばない患者の紹介も多い。麻痺した手の再建を中心に、手の外科にも強みがある。従来の治療では対応が難しい難治性の慢性疼痛に対しては、脊髄刺激療法、バクロフェン持続髄腔内投与療法など、実施可能な医療機関が限られる治療も提供。疼痛治療の最後の砦として、行き場を失った患者を受け入れている。2023年5月からは、歩行運動などの身体機能を補助・拡張・改善をめざす装着型ロボットによる保険診療での歩行運動処置もスタートした。
装着型ロボットによる歩行運動のリハビリの様子
スタッフ紹介
スタッフ
松井 彩乃医長
1993年筑波大学卒業。整形外科医局に入局し、6年間関連病院で経験を積む。日本専門医機構整形外科専門医を取得し、介護老人保健施設勤務、埼玉医科大学病院リハビリテーション科を経て2010年より現職。日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医。
原 友紀医長
1998年山口大学医学部卒業。2006年から2022年まで筑波大学医学医療系講師として勤務した後、2023年より現職。日本専門医機構整形外科専門医。専門領域は末梢神経障害。
紹介医療機関の先生方へ
当科では、神経難病との見極めが難しい身体症状の診断や、精神疾患がある方の整形外科領域における合併症の治療をはじめ、精神疾患や神経疾患が進行しているために通常の病院では治療が難しい場合など、専門的な診療を必要とする患者さんを幅広く受け入れています。主治医の皆さんとオープンに情報を交換しながら、適切な診断・治療でサポートしてまいりますので、ぜひお気軽に患者さんをご紹介ください。