外科(独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院)

最終更新日：2023/10/25

外科

診療科・部門紹介

新生児から成人まで多岐にわたる領域をカバー。鏡視下手術やロボット支援手術をはじめ高度な治療を実施

消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、小児外科の分野で構成され、消化器外科では胃がん、食道がん、結腸がん、直腸がんをはじめ肝臓・胆嚢・膵臓領域の疾患に対応。呼吸器外科では肺がんや縦隔腫瘍を、乳腺外科では乳がんを扱う。これらの多くで腹腔鏡手術や胸腔鏡手術を実施し、胃がんと直腸がんはロボット支援手術も導入している。良性疾患では、胆石や虫垂炎を中心に、急性の消化管穿孔や出血などの緊急手術にも対応。北九州医療圏だけではなく周辺の宗像、飯塚、田川地区からの依頼にも応需。また、小児外科では先天性疾患の専門的な治療を得意とし、生まれて間もない新生児に対する高度な医療を提供している。

副院長兼外科診療部長の許斐先生

スタッフ紹介

責任者

許斐裕之副院長

1988年九州大学医学部卒業。専門分野は消化器外科。医学博士。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医。

メッセージ

当院外科には、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、肝胆膵外科、内視鏡外科などを専門とする経験豊かな医師がそろっており、安心し信頼して診療を任せています。患者さんにはこうした専門性の高い医師は恐ろしい存在に見え、提案された手術に思わず従ってしまうことがあるのかもしれないと思います。手の届かないものを取ってあげたり、道に迷って困っている人に道を教え、なんだったら一緒に目的地まで行ってあげたりするなどの親切で優しい行為は、医師の心の持ちようとして大事であり、この親切で優しいマインドで患者さんに寄り添う診療を提供したいと思っています。北九州西部の医療圏の多くの方に「病気で困ったら九州病院がなんとかしてくれる」と強く期待していただいていることを自覚し、先進的かつ高度な診療を安全・確実に、さらに優しさと親切心を持って提供することをめざしておりますので、怖がらず安心して来院していただけるとうれしいです。

対応できる疾患

食道がん、胃がん、大腸がん、縦隔腫瘍、肺がん、気胸、乳がん、肝胆膵領域のがん

診療実績

疾患名・治療名

診療実績

外科手術

1435

うち全身麻酔

1201

がん切除術

602

※【期間】2022年1月～2022年12月

紹介医療機関の先生方へ

ご紹介いただく患者さんは連携室を通じて受診日を調整し診察させていただいています。急患はお断りしないことを基本としています。満床などの理由でご連絡いただいた際に受け入れ困難であってもなんとかベッドを確保できることがありますので少しお時間をいただけると幸いです。ご紹介いただき並診させていただいている患者さんの術後経過は折々に画像所見とともにお知らせしています。新型コロナウイルス感染症が5類になり、当院の病診連携の会や地域の医師会の会合などが集合形式で開催されるようになっていますが、地域の先生方との顔が見える関係を大切にし、気軽にご相談いただき円滑な連携がとれる体制をめざしていきたいと思っています。