最終更新日：2023/10/03
独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院
- 福岡県北九州市八幡西区岸の浦1丁目8-1
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泌尿器科
診療科・部門紹介
迅速かつ的確な診断をモットーに、チーム医療で泌尿器科疾患に対する低侵襲治療を実践
前立腺がん、膀胱がん、腎臓がん、腎盂尿管がんなど各種がんや、女性泌尿器科領域の骨盤臓器脱、腎盂尿管移行部狭窄症に対するロボット支援手術を行う。進行がんで低侵襲手術が難しい場合は開腹手術で対応。分子標的薬を含めた抗がん剤治療、進行がんへの複合免疫療法といった薬物療法や、状況に応じて放射線治療も取り入れている。尿路結石症についてはTUL （経尿道的尿路結石破砕術）、PNL（経皮的腎結石破砕術）、ESWL（体外衝撃波結石破砕術）と治療が豊富にそろうほか、前立腺肥大症にはより低侵襲の先端のCVP（経尿道的接触式レーザー前立腺蒸散術）を実施。尿管結石による尿路感染症など救急疾患も数多く受け入れる。
6人のスタッフで診療にあたっている
ロボット支援手術の様子
スタッフ紹介
責任者
筒井 顕郎泌尿器科医長
2002年九州大学医学部卒業。同大学泌尿器科に入局。九州大学病院、九州医療センターを経て、北九州市立医療センター、九州厚生年金病院（現・九州病院）、福岡赤十字病院、広島赤十字・原爆病院、大分県立病院などで臨床経験を積み、2013年九州病院に入職。2023年より現職。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。
メッセージ
当科は泌尿器がんの患者さんから排尿にお困りの患者さん、尿路結石で痛みのある患者さんなどさまざまな泌尿器疾患の患者さんが受診されています。日々の診療では、患者さんやご家族の持つ考え方や人生観、家族構成や社会的背景を大切にしています。それぞれの患者さんが安心・納得をして治療を受けていただけるように、疾患ごとにパンフレットを作成し、わかりやすい言葉を用いて病気や治療、手術の説明を行うように心がけています。その上で、術後の経過が順調で早期に退院できるように適切な手術を行ってまいります。時には完治をめざすことが難しい病状や、危険を伴う難易度の高い手術などもありますが、そのような場合でも安心して当院に治療を任せていただけるように、日々力を尽くしてまいりたいと思います。また、外来の患者さんにつきましては待ち時間が長くご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、可能な限り待ち時間を短くできるよう努めています。地域の皆さんには、泌尿器科に関して何かお困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談いただければと思います。
対応できる疾患
- 骨盤臓器脱、前立腺がん、腎臓がん（腎がん）、膀胱がん、尿失禁、前立腺肥大症、腎盂尿管がん、腎盂尿管移行部狭窄症、腎結石、膀胱結石、尿管結石症
診療実績
【期間】2022年1月～2022年12月
紹介医療機関の先生方へ
日頃、近隣の開業の先生や総合病院の先生方より、多くの患者さんをご紹介いただき誠に感謝しております。当科では前立腺がん、腎臓がんなどに対するロボット支援手術を中心とした低侵襲手術、進行がんへの開腹手術、尿路結石へのTUL（経尿道的尿路結石破砕術）などの各種手術、前立腺肥大症に対する先端のレーザー治療など、多様な泌尿器科手術を行っておりますので、泌尿器科に関してお困りのことがあればいつでもご相談ください。経過をこまめにお伝えしてまいります。救急患者さんに対する緊急手術も24時間365日可能な体制を整えていますので、尿路結石による尿路感染症など緊急手術が必要な場合は、ご連絡いただければと思います。
