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  7. 心臓血管外科

最終更新日:2023/10/04

公益社団法人地域医療振興協会選定療養費あり
横須賀市立うわまち病院

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  • 神奈川県横須賀市上町2-36
    • 内科
    • 精神科
    • 脳神経内科
    • 腎臓内科
    • 呼吸器内科

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心臓血管外科

診療科・部門紹介

MICS(低侵襲心臓手術)、ステントグラフト手術、血管内治療など専門性の高い治療で地域医療を支える

2009年の開設から救急を断らないことをモットーに心臓血管外科の先端の治療を提供。高齢の患者が多いことから体への負担の少ないMICS(低侵襲心臓手術)を中心に、胸部および腹部のステントグラフト手術や下肢静脈瘤への血管内治療など各分野で専門性を高め症例を増やしている。冠動脈バイパス術や心臓弁膜症の大動脈二尖弁や三尖弁の手術をMICSで行える数少ない施設で、年齢に関係なく治療適用があれば積極的に手術を実施。高齢者も地域で生活できる状態に戻すことをめざす。血管内治療とバイパス手術のハイブリッド治療や開窓型ステントグラフトといった高度な医療にも対応し、複数の治療の中から取捨選択できるのも強みだ。

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他院から相談があった際は可能な限りすぐに往診に対応

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患者の負担が少ない低侵襲の手術を実施

スタッフ紹介

責任者

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安達 晃一心臓血管外科部長

1994年自治医科大学医学部卒業。大学病院や総合病院の内科・外科治療に従事した後、複数の病院で心臓血管外科部長などを担う。2016年から現職。日本外科学会外科専門医、日本心臓血管外科学会心臓血管外科専門医。自身のブログで、低侵襲治療について発信している。

メッセージ

日々の診療では、患者さんが前向きに治療を受けたくなるような説明を心がけています。覚悟を持って病気を治したいという気持ちを持っていただくことが大切なので、多くの方にそのような気持ちになってもらえるようにしていきたいと思っています。また手術だけではなく、大動脈に関わる疾患を起こしやすいかどうかのスクリーニングや、将来的に大動脈瘤を発症しやすいかどうか、血管に関連した病気になりやすいかなど、手術になる前の予防や再発防止にも注力しています。大動脈瘤や大動脈解離を起こした人が家族にいる場合、兄弟が同じ病気になる可能性は家族歴がない人の数倍といわれており、当科では兄弟そろっての検査を行っているほか、術後の患者さんは次の大動脈疾患や加齢に伴う疾患を予防するため、生涯続けて定期検診に通っていただきます。その中で他の臓器のがんが見つかることもあるため、心臓以外の疾患も見逃さないトータルの管理をめざしています。そして、何もないときに「大丈夫ですよ」とお伝えするのも私たちの大切な仕事です。ぜひ気軽にお越しください。

スタッフ

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田島 泰心臓血管外科科長

2006年千葉大学医学部卒業。同大学先端応用外科に入局後、自治医科大学附属さいたま医療センターで研鑽を積み、2017年スタンフォード大学に留学し客員助教となる。2021年1月に横須賀市立うわまち病院に入職。医学博士。日本心臓血管外科学会心臓血管外科専門医。

メッセージ

低侵襲治療はもちろんですが、他院で手術を勧められた患者さんでも手術をせずに様子を見るという選択肢を提示したり、手術をするとしても患者さんの希望に寄り添うなど、患者さんにとって何が適切な選択かを常に考えながら診療しています。術後のリハビリテーションについては、リハビリテーション科との連携で心肺機能を評価し退院後の運動指導をするなどしっかりフォローしていければと思います。動脈瘤は自覚症状がなく、エコーやCTでしか確認することができません。元気な方でも検査をしてみないとわからないので、高齢の方は数年に1度検査を受けていただけたらうれしいです。最後まで診させていただきますのでよろしくお願いいたします。

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玉井 宏一先生

2010年群馬大学医学部卒業。自治医科大学附属さいたま医療センター心臓血管外科、春日部中央総合病院での勤務を経て、2023年1月横須賀市立うわまち病院に入職。日本心臓血管外科学会心臓血管外科専門医、日本血管外科学会心臓血管外科専門医、日本循環器学会循環器専門医。専門は血管外科。

メッセージ

血管内治療とバイパス手術の両方の強みを生かしたハイブリッド治療で地域医療に貢献できればと思います。手術が必要かどうか、自分に適した治療の方法など、ご自分で調べてもわからないことがあると思います。可能な限り不安なく前向きな気持ちで治療を受けていただけるようにわかりやすい説明を心がけています。また、動脈瘤が破裂してしまってからの手術では命に関わるような合併症が起こりやすく、閉塞性動脈硬化症や静脈瘤についても潰瘍ができてからだと治療に長い時間がかかってしまいますので、どの病気も早期発見・早期治療が望ましいと考えられます。心配な時は早めに専門の医師を受診しましょう。それが良い治療につながると思います。

紹介医療機関の先生方へ

ご相談をいただいた際にはフットワーク軽く対応するため、可能であればすぐに往診に伺い、画像を確認し患者さんに直接ご説明をしたり、そのまま一緒に当院へ来ていただくなどしています。大動脈解離や大動脈瘤破裂など1分1秒を争う症例は診断の精度が大切であるため、こちらから駆けつけることで一刻も早い手術に結びつけています。また、集中治療科との協力で患者さんの管理や治療をするセミクローズドICUによって手術成績の向上をめざしています。ご紹介いただいたときは、なるべく詳しく丁寧に返信することを心がけています。近隣の循環器系の先生の集まりにも積極的に参加することで、横のつながりを深めていければと思います。

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